夢の国はなかった


東京ディズニーランドでパワハラ訴訟 女性に「ババアはいらねえ」 - ライブドアニュース

ディズニーランドでパワハラと過労があったようです。

「(従業員に)30歳以上のババァはいらない」「ディズニーシーに異動(シーが左遷先であることを示唆)」など、衝撃の事実も明らかになりました。

ディズニーランドと言えば、来場者だけでなく従業員もニコニコと楽しそうに働いている、正に「夢の国」だと思っていましたが、残念ながらそれは幻想だったようです。


パワハラや過労が蔓延している職場というのは、大抵人手不足で忙しくピリピリしている職場です。

ディズニーランドで働きたいという人って多そうなイメージがありましたが、実はそんなことはなかったのでしょうか?

確かに、重い着ぐるみを着ながらの労働は過酷ですので、もしかしたらブラックな職場だということが知れ渡っていて、応募者が少なく人手不足だったのかもしれません。


私は今まで、消費者へのサービスが手厚く、かつ労働者に対しても優しい職場を見たことがありません。

やはり、消費者重視になると、どうしても労働者への要求が高くなります。

価格やサービス面における消費者への恩恵は、労働者の犠牲を伴ってこそ実現できるゼロサムゲームみたいな側面があります。

ディズニーと言えども、この法則からは逃れられなかったようですね。

「夢の国」も、労働者の犠牲の上で作られた儚い夢だったようです。


1 件のコメント :