「親切にする人」は選別すべき


あのさぁ、もういい加減他人に道訊くの止めてくれませんか? - さようなら、憂鬱な木曜日

上記の記事は、「道くらいスマホですぐ調べられるのに、一々聞いてくるな」という趣旨のものです。

これに対して「心が狭い」や「誰にでも親切にすべき」という批判がありますが、私は「心が狭い」には同意しますが、「誰にでも親切にすべき」についてはそうは思わないです。


今は道くらいスマホですぐに調べられます。

しかし、世の中にはスマホをまともに使えなかったり、そもそも地図が読めなかったりして、自分で道を調べられないような人が普通にいるものです。

ですので、外で誰かに道を聞かれるのは普通にあり得ることで、これにいちいちイラつくのは「心が狭い」と言えるでしょう。

しかし、道を聞かれてイラつかなかったとしても、親切にする必要はありません。

人に道を分かりやすく教えるのは、相当簡単な経路でない限り、結構難しいです。

頭も使いますし、時間もかかります。

道端で話しかけられた、今後二度と会うこともないような人に、そこまで時間と労力を使うのは合理的ではないです。

人は時間も労力も限られているので、誰に親切にするかはしっかりと選別すべきです。

誰を親切にすべきかというと、自分によくしてくれる人です。

具体的には、家族、友人、恋人などです。

一方、他人を利用することしか考えていない人や、ほとんど関わることのない人には親切にする必要はないです。

タダで道を聞いてこようとする人はこれに該当します。

こういう人に親切にするのは、徒労に終わることがほとんどです。

「誰にでも親切にすべき」というのは、自分の幸福が考慮されていないところがダメなのです。


ちなみに、道を聞かれたときの適切な対処の仕方ですが、親切にすべきではないと言っても、怒ってきつい言葉を投げかけるのは後味が悪いです。

かと言って、無視するのもあまり気分のいいものではありません。

ここでは、「この辺りは詳しくないので…」と言ってそそくさと立ち去るのが正解です。

普通は自宅近辺以外の道に精通しているということはないので、嘘を言ってるわけでもないですし、ちゃんと対応しているので後味も悪くないでしょう。


2 件のコメント :

  1. 道を聞いてくる人は、ほとんどの場合ほんとに困っている人で他人を利用してやろうと思ってるような悪人でない場合が多いと思うぞ

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    1. だからといって、助けるべきかと言うとそうではない、なぜならこちらにメリットがないから、というのが今回の主旨です。

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