「金融リテラシー」とは、簡単に言うとお金に関する知識や判断力のこと。
資本主義社会に生きる私たちにとっては必須の能力だが、残念ながら日本人は金融リテラシーが低いと言われている。
ここでは、私が個人的に見つけた、金融リテラシーがある人とない人の見分け方を紹介しよう。
相手に金融リテラシーがあるかどうかを見分ける方法は至って簡単で、その人に自分が株式投資をしていることを言って、その時の反応を見ればいい。
もし、その人に金融リテラシーがない場合、決まって以下のような反応を示す。
- 「1日中パソコンに張り付いているんですか?」
- 「株を売ったり買ったりしまくっているんですか?」
- 反応が薄い(興味がなさそう)、もしくは嫌な顔をする
一番下のやつは、投資自体を毛嫌いしている人で、私はあまり出会ったことはない。
特徴的なのは上2つで、どちらも「株=デイトレード」みたいな感じに受け取る。
こういう反応をする人が本当に多い。
こういう反応をする人たちは確実に投資をしたことがなく、完全にイメージだけでしゃべっている。
必ずしも「投資をしたことがない=金融リテラシーがない」というわけでもないが、こんなイメージ(株=デイトレード)しかできない時点で、金融リテラシーがあるわけがない。
このよくあるイメージは、テレビ等によって作られたものだ。
テレビに出てくる成功した投資家というのは、決まってデイトレーダーだ。
いろんなチャートが表示されている何台ものモニターの前にずっと座って作業している投資家の様子がよく流されている。
デイトレードで金持ちになったというのは、宝くじに当たったようなもので、誰にでもできることではない。
投資をしたことがない人でも、これくらいのことは何となく分かっているようだが、問題はこれが株式投資の世間一般のイメージとなっていることだ。
株式投資の本質というのは、その会社のオーナーになって、会社の利益の一部を受け取ることなのだが、日本では上記のような極端なイメージが蔓延っている。
そのおかげで、金融リテラシーがない人を見分けるのが簡単というわけなのだ。
ちなみに、この判別法は、私の経験上、その人の年齢、職業には関係ない。
大学生、高卒で働いている人、大卒のエリートサラリーマン、大学教授まで、金融リテラシーがない人はみんな同じ反応をする。
かなり広範囲に使える方法なのである。
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