自己投資はやっても無駄


私は「自己投資」という言葉が好きではない。理由は、なんとなくキラキラしたイメージがあるから。

「自己投資、自己投資」と言っている奴らは、なんか胡散臭い。基本的に聞こえのいい話は疑ってかかったほうがいい。

あと、自己投資(もしくは自己啓発)で、能力の開発はできない。だから、自己投資なんてやるだけ無駄に終わる可能性が高い。


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投資とは、将来の利益のためにお金を使うことだ。

中には、旅行に行くことや、高いものを食べることなどを自己投資と言うやつもいるが、はっきり言ってそれはただの消費だ。経済学的に言うと、「利益」ではなくて「効用」を得ているだけである。

一般的な自己投資と言えば、何かしら資格を取ったり、英会話やプログラミング等のスキルを身に付けるためにお金を使うことを指す。

しかし、こういう自己投資も無駄に終わる可能性が高い。

まず、仕事に直結するような資格(医者になるための医師免許など)でもない限り、資格なんぞ取ったところで収入が増えることはない。

そもそも資格なんてのは既得権益の塊であって、必要かどうかも分からない資格を取るのは、金をドブに捨てるようなものである。

例えば、FPなんてのはその最たるものじゃないだろうか。あんなもん取って何の役に立つのか。

また、自分にないスキルを身に付けようとするのも無駄だ。

上でも言ったように、能力の開発はできないから、自分の得意なことや好きなことじゃないことにお金をつぎ込んでも、大したスキルは身に付かない。

大したスキルじゃないなら、それは収入増には繋がらない。

自己投資するなら、仕事(収入増)に直結することや、自分の得意なことや好きなことに集中させるべきであって、それ以外の自己投資はやっても無駄である。

ただ、そういうのがはっきりしている人は、それを自己投資とは意識せずにできるから、結局、「自己投資しよう」という発想自体がクソなのである。

これと言った得意なことや好きなことがない凡人は、仕事で稼いだお金を、将来性のない自分なんかに投資せず、他の資産(株や不動産)に投資したほうがマシである。


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