他人と接していると、たまに「この人バカだなあ」と思うことがあるのですが、こういう人たちは共通してとある思考パターンをもっているなと、最近気づきました。
バカな人は基本的に大抵のことに注意を払っていないので、「え?そんなことも考えてないの?」と思うことが多々あります。
そして、自らの不注意のせいで損していることもよくあるのですが、本人は気付いていないことが多いです。
しかし、自分が損をしたことを偶然にも自覚したときには、今度はそのことを極端に恐れて、何が何でも回避しようとします。
「いや、そこまでこだわらなくてもいいんじゃない?」と思うほどに、そのことに執着し続けるのです。
このようにバカな人というのは、自分の経験に基づいたどうでもいいことにはやたらこだわって、それ以外の必要なことには無関心という傾向があるのです。
皆さんの周りにも、肝心なことは覚えないのに、どうでもいいことはいつまでも覚えてる人っているでしょ?
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉がありますが、愚者(バカな人)は他人の経験から学ぶという発想がなく、自分の経験しか判断基準がないから、それに執着しちゃうんでしょうな。
こんな無駄な頭の使い方をしてたら、どう考えたって人生がうまくいかないですが、人生がうまくいっていないことすらも気付いていないので、そういう意味では幸せなのかもしれません。
また、こういうバカな人たちに上記のことを指摘すると大抵怒ります。
いくらどうでもいいことでも、自分がこだわっていることを否定されたら、生き方を否定されているように感じるのかもしれません。
こういう他人の意見を受け入れない性質は、弱者が救われない原因にもなっていると思います。
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