セミリタイアして所得が少なくなるのなら、各種「所得の壁」を意識したほうが節約になる可能性が高いです。
ということで、セミリタイアするなら覚えておきたい所得の壁を独断と偏見で列挙してみたいと思います。
なお、単身で国民健康保険および国民年金に加入しているという前提です。
以下に所得の壁を、所得が大きい順に並べてみます。
①国民年金保険料4分の1免除:158万円+社会保険料控除額等
②国民年金保険料半額免除:118万円+社会保険料控除額等
③国民年金保険料4分の3免除:78万円+社会保険料控除額等
④国民健康保険料2割減:83万円
⑤国民健康保険料5割減:60.5万円
⑥国民年金保険料全額免除:57万円
⑦所得税非課税:38万円
⑧住民税非課税:35万円
⑨国民健康保険料7割減:33万円
注意したいのは、⑧の住民税非課税の所得は自治体によって違う可能性があることです。
また、国民年金は分かりませんが、国保の保険料軽減の所得判定は、住民税の申告内容を用いることも要注意です。(特に株式投資している人は)
上記は所得なので、給与収入で考えたいときはすべてに+65万円すればOKです。(ちなみに来年から変わります)
やはり一番条件が厳しいのは言わずと知れた国保7割減です。
ただ、その分適用時の効果も大きいので、どうせセミリタイアして貧乏暮らしするならここを意識して所得調整したいものです。
また、条件が一番ゆるい国民年金4分の1免除は、所得が158万円+社会保険料控除額と、セミリタイアの感覚からするとそこそこ高額?なので、比較的使いやすい節約方法ではないでしょうか。(年金を払う払わないのどちらがいいのかは別として)
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