米国株はETF、日本株は個別株で行こうと思う

私は現在、米国株と日本株を、両者とも個別株メインで運用しているのですが、今後は米国株はETFに集約し、日本株のみ個別株運用をしようと思っています。


まず米国株をETFに集約する理由ですが、一番の理由は、個別株を頑張って厳選したところで、結局ETFと同じようなポートフォリオになってしまうことです。

米国企業って、特に大企業は優良企業ばかりなんですよ。

私は小型株で一発当てるタイプの投資家ではないので、大型株から業績を調べて選んだところで、それは有名ETFの組み入れ上位銘柄でもあるわけです。

もちろん個別株なら投資タイミングを選べるし、保有コストもかからないというメリットもあるのですが、タイミングは長期投資ならそこまで重要ではないし、今はETFも超低コスト時代なので、個別株は手間の割にメリットは少ないかなと。

あと、その他の理由として、スピンオフで一般口座に移されないように注意する必要があることや、単純に英語の資料を読むのが面倒になったというのもあります。

まあ英語に関しては、今は機械翻訳が優秀なので、そこまで高い障壁ではないですが、それでも直接日本語で読むのに比べると面倒です。

というわけで、米国株はもうほぼ脳死でETFを買っとけばいいかなと思っています。

購入するETFの候補ですが、配当による安定収入の確保と、業績が安定しているバリュー株重視ということを考えると、やはり「VYM」がメインになるかなと。(「HDV」でもいいんですが、ちょっと尖りすぎてるのがね…)

安定感に加えて、今後の成長期待で「VIG」を織り交ぜるのもありでしょうか。

個人的に無配のグロース株は好きじゃないので、S&P500系のETFはいまいち買う気になれないのですが、今年から新NISAのつみたて投資枠でオルカンを積み立て予定なので、グロース株はこっちで買うことになります。


次に、日本株で個別株運用を続ける理由ですが、日本企業は米国企業と違って、企業間で業績の格差が結構あるんですよ。

加えて景気循環株も結構多い。

例えば日本株の高配当ETFの構成銘柄を見ると、鉄鋼とか海運とかのゴリゴリの景気循環株が上位に入っているんですよね。

こういう銘柄は業績が下がると平気で減配してくるので、安定収入として考えると不安が大きいです。

つまり、日本株は個別で優良企業を厳選するメリットが比較的大きいのです。


最後に特定口座とNISA口座(成長投資枠)の使い分けについてですが、以前は日本株優先でNISAで買っていくと言ってましたが、この辺はもう深く考えずに、何を買うにしてもNISA口座から埋めていこうと思います。

新NISAになって、個別株で失敗して売却したとしても、枠が回復しますからね。

まあ損益通算できないのが痛いところですが…

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