【男性向け】結婚って連帯保証人になるようなもんじゃね?


この本の帯に「婚姻届に判を押すのは、借金の連帯保証人になるより恐ろしい。」って書いてありますが、いや本当その通りだなと思います。

借金の連帯保証人が一般的にどういう契約なのかは詳しく知りませんが、仮に債務者が借金を保証人に押し付けることに何らペナルティーがないとすると、保証人からしたらこんな不平等な契約はないですよね?

債務者は借金を返さなくてよくて、保証人が返すなら、これは実質的に債務者が保証人から強制的にお金を奪っているのと同じです。

これを一方だけが自由に何のペナルティーもなくできるとか恐ろしくないですか?

結婚もこれにかなり近いと思うのですよ。


離婚時の慰謝料、婚姻費用、財産分与に加え、離婚後の養育費とフルコンボを決められた場合、条件にもよりますが、トータルで数千万円くらは相手に支払うことになります。

しかも、妻側はこのコンボをいつでも自由に発動できます。

つまり、結婚は数千万円の借金の連帯保証人になるのと同じです。

さらに、現代日本では、妻側がこれを実行することを後押しすらしています。

借金を踏み倒すのは誉められたことではないし、後ろめたさを感じますが(もしかしたら信用情報に傷が付くというデメリットもあるかもしれない)、離婚となると周囲の受け取り方が変わります。

一般的に離婚時は女性が被害者という前提が染みついており、特にシングルマザーはかわいそうだということで、周りから応援や手厚いサポートを受けられるので、離婚のインセンティブはかなりあります。

こんなのは、債務者が借金を踏み倒すことを社会が応援してるようなものです。

考えれば考えるほど、現代の結婚はあり得ない契約だと分かります。


「結婚は縛られるから頑張れる」みたいなことをたまに聞きますが、縛られてるのは片方(主に男性)だけで、もう片方には何の縛りもないです。

結婚は一応多くの人が結ぶ契約なので、これほどの不平等は何とかしたほうがいいでしょう。

とは言え、全く縛りがないと事実婚と変わりないので、何らかの縛りは必要かもしれません。

例えば、離婚を申し出た側が、もう一方に慰謝料という形で違約金を支払うようにしたらいいんじゃないでしょうか。

結婚するにあたって仕事を辞めた場合もあるでしょうから、そこでいきなり離婚となると生活に困りますからね。

企業の金銭解雇みたいな感じです。

違約金の相場は大体1年間の生活費くらいでしょうか。

違約金は結婚年数によって変動させるのもいいと思います。

結婚後30年も経ったなら何の縛りもなく離婚してもいいと思いますので。

養育費に関しては、前から言ってる通り、非親権者に養育費支払い義務を課さないか、もしくは共同親権にするのがいいと思います。


現状の制度内での対策方法はこちら↓

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