中学の部活強制はやめてあげてほしい

部活の強制入部 やめるべき 「自主的な活動」に全員参加の矛盾(内田良) - Yahoo!ニュース
私が中学生の時(2000年代前半)は、全生徒が何かしらの部活に入ることが当たり前だった。

あれから10年以上経っているが、未だに中学での部活強制の文化は根強く残っているらしい。



中学入学当初の私は、特にやりたいこともなかったので、当然部活には入りたくなかった。

しかし、学校は新入生全員を強制的に各部活へ見学に行かせ、そしてすぐにどの部に入るかを選ばさせた。

私は小学生のときにちょっとだけ遊んでたからという理由だけで野球部にした。今思えば、あまりいい選択ではなかったと思う。

こういう部活強制加入の弊害は、やる気のある生徒と渋々入った生徒を一緒くたに扱うことで、部活内に軋轢や階級ができたりすることだろう。

部活では、基本的にその競技がうまい生徒がヒエラルキーの上位にいる。私のような何となくやっているだけ生徒は大してうまくもないから、必然的にヒエラルキーの下層に追いやられて、肩身の狭い思いをする。

当然部活をやっても楽しくないから、練習も憂鬱で退部したかったが、周りの大人がそれを許してくれない。

学校側は部活をやって当たり前、親も部活をやらないと内申点に響くとか言って、辞めるのは許してもらえなかった。

内申点に響くと言っても、部活をしないだけで内申点が大きく下がるわけでもない。部活しない代わりに授業でいい点を取ればいいじゃないか。

内申点を気にするのは高校受験に影響するからだが、今思えば、高校受験は内申点より入試で点を取るのがよっぽど重要だった。

親は適当なイメージで部活辞めるなと言っていただけであり、こちらからしたらいい迷惑だったわけだ。

ということで、部活強制は不幸を生む。

そもそも、志の違う生徒を同じ環境に詰め込むのがよくない。これは、かなりいじめが発生しやすい状況を作っていると言える。

部活は自由参加でよい。

それで部員が集まらないなら、その部活はもう必要とされてないんですよ。



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