「ぼっち飯」を気にする人は少なからずいます。
特に、学生はその傾向が強いと思う。
確かに、高校までは教室という狭い空間にみんな押し込められているのだから、そこでぼっち飯をやっていると、友達のいない暗い奴だと思われて辛いかもしれない。
つまり、いつも同じメンバーがいる教室で1人だと浮いてしまうのです。
しかし、大学に行けばそんなことを気にする必要はなくなります。
それに、社会人になればご飯は1人で食べるのが普通になるので、大学生のうちにぼっち飯に慣れることは悪いことではないです。
大学は友達とつるむ必要がない
大学というのは、人によって受ける授業も教室もバラバラなので、学校で友達と全く会わないこともよくあります。したがって、食事を一人ですることなんてザラにありますし、また、高校生以下特有の、「何となく友達と一緒に帰らないといけない空気」もありません。
別に友達を作らなくてもいいと言っているわけではなくて、大学という構造上、用事もないのに食事や帰るためだけにわざわざ友達と会うというのは効率が悪いですし、そんな必要もないのです。
大学では、お昼前の授業で偶然友達と一緒だったら、一緒に昼飯を食べればいいし、そうでなかったら一人で食べればいいんですよ。
もちろん、友達がいないならずっと一人で食べればOK。大学で友達がいないデメリットはそんなにありません。
大学はぼっち飯がしやすい
大学ほどぼっち飯がしやすい場所はないですよ。食堂は不特定多数の人が忙しく出入りするので、一人でも注目されません。
また、その辺の広場や、空き教室なんかもぼっち飯には適しています。
個人的には空き教室が好きでしたね。
静かで、椅子と机がありますから。
ご飯食べて眠くなれば、机に突っ伏してひと眠りすることもできます。
たまに、ぼっち飯を気にし過ぎて「便所飯」をする人がいますが、あれは愚かですよ。
便所は入れるところではなくて出すところです。
ちなみに、私は大学1年生の1年間は、友達と呼べる人がいなかったので、基本ぼっち飯でした。
帰るのも当然1人でした。1年生のときに誰かと帰った記憶がないですね。
私のぼっち飯耐性はこの頃に付いたのかもしれません。
ぼっち飯はできるほうがいい
ぼっち飯を気にせずできるほうが、人生の幅が広がります。1人で食事ができないなら、いろいろと制約が出てくるでしょう。
1人で旅行も行けません。
世の中には、一緒に行く人がいないから、行きたいところがあっても旅行を諦める人がいますが、あれはもったいないです。
旅行に行くなら、やはりおいしいものも食べたいので、そうなると、ぼっち飯に抵抗があり、1人でレストランも入れないと、1人旅はハードルがはぐんと上がってしまいます。
しかし、私みたいに大学1年生のことから一人で飯を食い続けてきた人間からしたら、その辺のレストランや居酒屋に1人で入ることなど造作もないことなのですよ。
おかげで他人の都合を気にすることなく、好きな時に一人で旅行に行けるようになりました。
でもさすがに1人で焼肉やしゃぶしゃぶ店は…
ただ、私も完全にぼっち飯を気にしなくなったわけではありません。やはり、一人だと気になる状況だってあります。
私は未だに、1人で焼肉やしゃぶしゃぶの店に入るのは抵抗があります。
あんなでっかいテーブル席ばかり並べられたら…って感じです。
しかし、焼肉やしゃぶしゃぶって、よく考えたら食材をそのまま焼くか煮るかという、最も自分で作りやすい料理の1つです。
だとしたら、いい肉やいいタレでも買って、家でやればええやんって結論に最近至りました。
ぼっち飯に死角なしです。
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