楽をするために頑張ってきた


私はこれまで、特にこれといって頑張ったこともないのですが、強いて言うなら勉強でしょうか。

で、何のために勉強を頑張ったのかというと、「楽をするため」だったのかなあと思うわけです。

上昇志向のない私にとって、唯一の願いは「楽をしたい(苦労したくない)」なので、そのための手段なら、苦労を買ってでもやれるのです。

まあ、今となっては、勉強を頑張っても楽をできるわけではない、ということが分かっただけですが。


なぜ楽をするために勉強を頑張ったかというと、やはり親など周囲の人間の影響が大きかったからかなと。

「学歴がないと将来苦労する」というのは、親が子供に勉強させるための常套句で、学生時代の無知な私はコロッと騙されてましたけど、この言葉は半分正解で半分不正解です。

大企業の社員や官僚になってバリバリ働いて出世したいのなら、ある程度学歴は必要ですが、どちらかと言うとこれは楽とは正反対です。

私みたいに楽したいだけなら、学歴は必須ではありません。

そもそも、楽な仕事に就きたいだけなら学歴は必要ありません。

むしろ、高卒で就職したほうが早くからお金を稼げるし、大学の学費も浮いて、金銭面でも楽できる可能性があります。

大卒で就職しても、出世しなかったら大して給料上がりませんしね。


とまあ、こんなことも知らずに、学生時代は勉強を頑張り、就活を頑張り、それなりの会社に入ったわけですが、それで楽できたかというと、そんなことは全くなくて辛いことばっかりだったんですよね。

そこで、次に何を頑張ったかというと、会社から脱出するための手段としての節約と株式投資ですね。まあ、そんな大げさに頑張ったというほどのものでもないですが。

節約は割と短期で結果が出るのでいいですが、株式投資が本当に将来楽できるのに役立つかは、まだ先にならないと分からないですね。

ある程度資産額に目処が立ってきたら、次は仕事の苦痛から楽になるために、面倒な退職手続きを頑張って会社を辞めましたし、さらに今の楽な仕事を探すために、頑張って必死でネットで調べたりもしました。

また、今の仕事は資格が必要なので、頑張ってクソつまんない勉強して資格も取ったわけです。

まあ、今の仕事も将来楽になるための手段でしかないので、早く辞めたいですけどね。

・・・

こんな感じで自分の人生を振り返ってみると、自分の行動原理はつくづく「楽をするため」だったなと思いますね。

そして、「楽」を追求すると、どうしてもセミリタイアの方向になってしまいます。

紆余曲折ありましたが、結局はこの方向で落ち着いてしまうのかなと。

これからも、楽をするためのことなら進んで頑張っていきたい所存です。



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