セミリタイア民は基本的に労働を忌避しており、私も例に漏れず労働は嫌いです。
しかし、働くこと自体は悪いことではなく、むしろいいことだと思っています。ほんとです。
「労働は美徳」という言葉がありますが、この言葉が反感を買っているのは、低賃金・長時間労働を正当化するために使われている節があるからでしょう。
しかし、社会の役に立っている仕事をしているのなら、この言葉は正しいと思いますよ。
実際、社会は多くの労働者によって支えられているわけですから。役に立つことをしているのなら、それは「美徳」でしょう。
まあ、ブラック労働しているホワイトカラーみたいな、存在意義がよく分からない仕事は知りませんが。
それに、こういう社会全体の話だけでなく、個人にとっても働くことは、本来はいいことのはずです。
人は誰しも、「所属欲求」や「承認欲求」というものを持っていて、多くの人にとって、これらの欲求を満たす最も有効な手段は仕事です。
もちろん別の手段もありますが、自分から行動しないといけないのは、ややハードルが高いです。
その点、仕事は受け身の姿勢でも欲求が満たされる可能性があります。
そのため、多くの人にとって仕事を辞めて無職になることは、社会との接点がなくなり、所属欲求や承認欲求が満たされなくなるので、基本的に悪手になりやすいです。
これは、一般人代表みたいな人間である私の親を見ているとすごく実感します。
・・・
とまあ、こんだけ語っても、私自身はやっぱり働きたいとは思わないですね。
これは私の性格のせいなのか、それとも社会が働きたくなるようにできていないのか、はたまたアベのせいなのか…
そんな欲求は人間には備わってないと思うよ
返信削除仕事辞めてから、食欲睡眠欲性欲はかわらずあるが、所属承認などは欲求しなくなった。
社会に思い込まされてんだと思う。
所属欲求、承認欲求がないということは、他人や社会との接点が全くなくても幸せということですが、そんな人いるんですかね?
削除社会との接点がない時点で、こちらからは観測できませんが。
接点があっても褒められたり、好かれたりしたいとは思わない。それほど濃密な関わり合いが少ないから
削除