セミリタイアは超リスクテイク


Twitterで誰かが言ってたことなんですが、今の世の中、お金を稼ぐためには自分のお金をリスクに晒すか、自分の身体をリスクに晒す(働く)かのどちらかが必要です。

いくら能力があっても、これらのリスクを取らない限り、お金を稼ぐことができません。

働くことが自分の身体をリスクに晒すというのはピンとこないかもしれませんが、危険な仕事や、健康を脅かすレベルの激務は、身体を高いリスクに晒していることになりますし、逆に、安全で暇な仕事はリスクが低いことになります。


ほとんどの人は労働収入だけに頼っているので、リスクに晒しているのは自分の身体だけです。

一方、セミリタイアするような人というは、身体はリスクに晒さず、自分のお金をおもいっきりリスクに晒している場合がほとんどです。

セミリタイアするには何らかの不労所得を構築する必要があるので、通常は労働で得たお金の大半を投資に回す(リスクに晒す)ことになります。

普通に働いている人はよく「無職は気楽でいいよなあ」と皮肉を言ってきたり、時にはあからさまに見下したりしてきますが、そう言うお前らはそこまで金銭的リスクを取れるのかよと思うんですよね。

日本人はFXや仮想通貨で大儲けしたり大損したりするのが好きですが、そういうのができるのは所詮余裕資金でやってるからでしょう。

セミリタイアするなら将来の生活に使う大切なお金すらリスクに晒す必要があるので、全財産溶かす可能性の高い投資は通常やりません。

したがって、FXや仮想通貨みたいなギャンブル性の強いものより、安定した企業の株など、堅いところに全力投資するわけですが、これは大きくリスクを取る代わりに、リスクの取り方もちゃんと考えてやっているんですよ。

つまり、計画的に無職をやっているような人は、そういったことをしっかり考えて実行したすごい人なわけで、決して蔑まされるような存在ではないということです。

だからと言って、無職を見習えとは言いませんけどね。普通の人は見習う必要もありませんから。


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