ブラック企業ってのは、本質的には「労働者を接待してやりがいを与えるかわりに料金を貰っている」だけで、別に悪い事をしてる訳じゃない— 砂鉄 (@satetu4401) 2018年11月30日
自分自身でやる気を出せないクソとかカスを、頑張って工夫して、何とかまともに働けるようにして、その分の料金を賃金から差し引いてるだけだ
俺は従業員に一切やりがいを提供しない。指示に従わない奴は秒でクビにするし、何を作るかの裁量権も与えない。教育もしない。その代り真っ当な給料を払い、真っ当な休日を与える— 砂鉄 (@satetu4401) 2018年11月30日
それに耐えられない人間がブラック企業という「サービス」を受けているだけだ
上記のツイートが興味深かったので、私も思うところを。
ホワイト企業ではやりがいを得られない?
社員にまともな給料と、まともな休みを与えるホワイト企業は、企業が存続するためにしっかりと利益を上げている必要があります。利益がないのに給料や休みを与えてたら潰れますから。
利益を上げるには、社員を効率的に働かせる必要があるわけですが、その場合、社員には裁量権を与えず、言われたことだけをきっちりこなすようにさせる方が効率がいいです。
社員に裁量権を与えて、自分の判断で行動させてしまうと、余程社員間での連携が取れない限り、努力が明後日の方向に行ったりして効率が下がります。
しかし、いくら給料もよくて休みもあるホワイト企業だからと言って、言われたことだけをやる仕事にやりがいを感じるのは難しいのではないでしょうか。
仕事でやりがいを感じたいならブラック企業
一方、給料も休みも少ない悪評まみれのブラック企業ですが、そこでの社員は、過剰な業務量、過剰な責任(裁量権)、その他過剰な干渉を押し付けられることになります。しかし、裏を返せば、本人の適正と仕事がマッチすれば、得意な仕事をガンガンこなせ、しかもそれなりの裁量権も与えられてるわけですから、やりがいは感じやすいということになります。
ただ、ホワイト企業とは反対に、社員に判断させ何でもやらせるのは効率が悪く、その分給料が下がり、長時間労働になってしまうのでしょう。
なぜこんな経営の仕方をするのかというのは、上記のツイートからくみ取ると、「そうしないとまともに働けない人間が一定数いるから」ということになります。
確かに、こういう人がホワイト企業に入っても、窓際族になるだけのような気がします。
最後に、やりがいと、まともな給料・休みのどちらを求めたほうがいいのかということですが、これは人それぞれでしょう。
ただ、やりがいを感じるには、自分の適性と仕事が一致するというギャンブルに勝たないといけないので、多くの人にとっては、やりがいを諦めてホワイト企業に行くのが無難でしょうね。
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