Uber Eatsで個人事業主になってみた【配達編】


前回はUber Eats(ウーバーイーツ)の登録・準備について書きましたが、今回は実際に配達してみてどうだったかなどを少し。

ちなみに現在、Uber Eatsで20回ほど配達しました。配達車両は原付バイクです。

Uber Eatsで個人事業主になってみた【登録・準備編】


収入について

Uber Eatsの配達は時給制ではなく、個々の配達に対して報酬が出る歩合制です。

配達1回の報酬は都市ごとで異なっており、例えば大阪では以下のリンク先のようになっています。

お支払いの仕組み (大阪の Uber パートナー向け) | Uber

私は関西で稼働してますが、たぶん関西はどこも同じ報酬体系だと思います。

東京はもうちょっと高いんですけどね。

具体的な計算方法は他のサイトで散々説明されているのでここでは割愛しますが、配達に対する報酬の変動要因は「配達距離」だけです。

「配達距離」とは、注文のあった店から配達先までの距離で、店に商品を取りに行くまでの距離は含まれないのがミソです。

自転車よりもバイクのほうが長距離案件が来やすいとの噂ですが、配達距離は今のところ1~2㎞程度が多く、その場合の報酬は400円くらいですね。

500円も行けば高い方だと思います。

さらに、不確定ではありますが、ここに「ブースト」と「クエスト」なるものが加算されてトータルの報酬になります。

「ブースト」とは、需要が多くなる日時に合わせて報酬に倍率がかかることです。

最近は1.1倍がよく出ていますが、以前はもっと高い倍率もあったそうです。

また「クエスト」とは、ある期間内の配達回数に応じてボーナスが支払われるというもので、「配達3回達成で500円、15回達成で3200円」みたいな感じで出ます。

これも需要が多くなる期間や、悪天候で配達員が少なくなるときに出やすいです。

そして結論から言うと、効率よく稼ぐ上で最も重要なのはクエストです。

つまり、報酬の単価を上げるよりも、クエストが出てるときにとにかく回数をこなすほうが儲かります。

あと報酬は週払いです。

まあすぐに受け取れるのはいいんですけど、事業所得として申告するときは記帳の手間が増えるんですよねえ…

確定申告に関する話はまた次回書こうと思います。

配達する商品、配達先について

配達する商品はファストフードが多いですね。マクドナルドとかケンタッキーとか。

次いで吉野家の牛丼でしょうか。

あとはたまに麺類とか。

最初タピオカとか結構あるんじゃないかと思ってたんですが、あんまりないですね。

あと、私はまだないんですけど、ラーメン屋は汁がこぼれやすい状態で渡してくるから注意が必要らしいですね。

私もラーメン屋の依頼が来たらできれば拒否りたいんだけど、今のアプリ仕様だと依頼を受注してからじゃないと何の店か分からなくない?

まあラーメンだけでなく、汁物全般はやっぱり注意が必要ですね。

私は配達バッグに緩衝材用のプチプチを突っ込んでいますが、料理の固定によく使います。

これでバッグ内で転倒することはないのですが、それでも配達中の振動で容器内で料理が揺れることは避けられないので、それが問題になるような料理は運びたくないですね。

まあそんな料理を配達に出すような店が悪いと思いますけどね。(スシ〇ーとか)


配達先は圧倒的にマンションが多いです。

マンションの中にはマンション名が分かりにくいところにあったり、Googleマップ上に存在しなかったりと厄介なものもあるので、とにかく素早く目的のマンションを見つけられるかが効率化の鍵でしょう。

私の今までの配達時間ロスは全てマンションを探し回ってたことによるものですから。

たまにマンション名も部屋番号も書いてないふざけたやつもいますが…

あと、客層はやっぱり若い人が多いですね。

男女比はやや男性のほうが多い気がしますが、女性も思ったよりいます。

態度の悪い人もほとんどいないので、そこはやりやすいです。

曜日、時間帯、待機場所について

やはり、多くの人が食事をする時間帯(12時前後、18時前後)に稼働するほうが依頼も多く入る印象です。

また、平日よりも土日祝のほうがやや依頼は多い気がしますね。

私は初日の配達は、お試し気分で平日の14時というふざけた時間から稼働した結果、依頼が1時間に1件程度しか入らず、待機時間も含めた時給換算で600円にも満たないという悲しい結果になりました。

それから今度は休日のランチタイムに稼働しましたが、これでようやく時給800円くらい。休日のディナータイムに稼働したときで1,000円くらいでした。

昼よりも夜のほうが需要は高いみたいです。夜は道が分かりにくいからあまりやりたくないですが。

上記の金額はクエスト込みの額で、お察しの通り稼げる仕事ではないです。

丸1日稼働しても日給1万円も行かないと思われます。

まあ、あくまでもこれは関西の話で、東京とかは知りませんが。


また待機場所ですが、私は最初、店の集まる繁華街近くでスタンバっておけばたくさん依頼が入るだろうと思ってたのですが、意外とそうでもなく、少し外れてたところにいたほうがよく依頼が来ました。

おそらく繁華街周辺は他の配達員が多いので競争が激しいのかもしれません。

依頼が入りやすい待機場所は実際にやってみて見つけるしかないですね。

スマホ通信量について

稼働時間にもよりますが、通信料は1日で大体100MB弱くらい使います。

Googleマップのナビを多用してこれなので、土地勘があってナビをあまり使わないならもう少し抑えられるかもしれません。

私は今まで安さ日本一の0simを使っていましたが、さすがにこれでは足りないので、楽天モバイルの「ベーシックプラン」を契約しました。



通信速度は最大で200kbpsまでしか出ませんが無制限に使えます。(まあただの常時通信制限状態ですが)

今のところ問題なく使えてますが、低速通信だと依頼が全く入ってこないという噂もあるので、とりあえず様子見です。

まあ問題があれば3.1GBのプランに変更します。(仕事のために出費を増やすのは不本意ですが)

おわりに

まだ初めて日は浅いですが、はっきり言って思ったより稼げないという感想です。

しかし、好きな時に働けるという謳い文句の通り、楽だしストレスはないですね。

その日の気分で出勤できますし、飽きたらすぐに帰れます。

まあしばらくは続けてみようと思います。

元々配当金プラスαの収入くらいにしか思ってないですし、暇つぶしにはちょうどいいでしょう。(こういう人間の存在が報酬単価を下げてる気もしますが)

それにUber Eatsというサービスの行く末も気になりますし、ここは当事者として見届けようと思います。


そういえば、Uber Eatsにも招待制度があるみたいです。

私もブログに招待コード貼り付けようかと思いましたが、こんなブログに張り付けても仕方ないだろうというのと、招待コードで紹介者の顔写真と下の名前が見られてしまうということを知ってやめました。

さすがにリスクとリターンが見合ってないだろ…

でもUber Eatsで本気で儲けようと思うと、頑張って配達するより招待で配達員をたくさん登録させたほうが儲かるのかもしれませんね…

そこまでしたくないよって人は、今はハピタス経由で登録すると初回配達完了で3,500ptもらえますので、気軽に試してみてはどうでしょうか。

Uber Eats(配達パートナー募集)


税金・確定申告の話はこちらから↓
Uber Eatsで個人事業主になってみた【青色申告編】



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