やっぱりセミリタイアする人は少ないほうがいいと実感しました



私は常々、セミリタイアは少数派だからこそメリットがあると言ってましたが、今回のコロナ騒動でそれを実感しました。


今回の騒動で私が受けた影響は、持ち株の株価が下がったくらいで、今のところ特に生活面での変化はありません。

インドア派の無職の生活なんて、そうそう変わるものではないのです。

しかし、政府による自粛要請で、国民全体が半ば強制的に引きこもりをさせられ、消費も抑制させられたことで、セミリタイア状態に近い人を大量に生み出しました。

これによる影響は一目瞭然で、経済は大打撃を被り、そのしわ寄せは国民全体に行き渡ります。

元々のセミリタイア民も、まだそこまで影響が出てなくても、自粛が長期に渡れば何かしらの損害が出る可能性は高いです。


セミリタイア生活は、程度の差はあれど、周囲の人たちが行う経済活動(労働や消費)のおこぼれをあずかって成り立ってるようなものです。

セミリタイアする人が増えれば、一人当たりのおこぼれも少なくなりますし、経済活動する人が減れば、おこぼれの総量も減るので、いいことが全くありません。

私は、孤独と倹約が必要になるセミリタイア生活をしたいと思う人が多数派なることはあり得ないし、そうならない限りにおいて、セミリタイア生活の優位性は揺るがないと思ってましたが(今でもそう思ってますが)、まさか政府によって国民全体が強制的に半セミリタイア状態にさせられるとは、はっきり言って想定外ですね。

今回の件で、やっぱりセミリタイアというのは、その旨味を見つけた個人が、社会の片隅でひっそりと恩恵を享受するべきものだと改めて実感しました。


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