子供部屋おじさんは自分を恥じる必要はない

「子供部屋おじさん」とは、40歳を過ぎても実家で暮らす未婚男性を指すようです。

子供部屋おじさん
最近何かと叩かれがちな子供部屋おじさんですが、子供部屋おじさん(実家暮らし)だからといって叩かれる筋合いはないし、自らを恥じる必要もありません。現代社会の状況を考えると、子供部屋おじさんの存在は割と当たり前だと思います。

子供が40歳以上ということは、親は既に年金をもらっている可能性が高いです。察しのいい人ならこれだけで言わんとしてることが分かると思いますが、その年金は元をたどれば誰が払ってるのかということです。

もちろん子供です。正確には、子供を含む現役世代全体が、社会保険料という名のもとに親世代全体に払っています。つまり、社会全体を見れば、養ってもらってるのは子供部屋おじさんではなく、むしろ親の方だということです。親は現役世代からもらったお金で現役世代が生産したものを消費しているわけです。

以上のことを踏まええると、子供が実家暮らしをするのは、親に仕送りしたお金の一部を返してもらってるにすぎません。それに今は高齢化のせいで、現役世代が払う社会保険料は増え続け、経済も伸びないから賃金も上がりません。子供は親世代を養うためにしんどい思いをしているのだから、ちょっと実家に住んで楽するくらい別にええやろって思いませんか?私は思います。

何をもって「自立」かも深く考えず、とりあえず一人暮らしして疲弊するよりも、「実家で暮らしたほうが楽じゃん」と合理的に考えてその通りに実行するほうがよっぽどいいです。

実家暮らしでも働いて自分の生活費を賄うことはできますし、身の回りの家事も自分でやることはできます。テレビとかで取り上げられる子供部屋おじさんというのは、こういうことをやらないただのダメ人間であることが多いです。だから余計叩かれるんですよね。



1 件のコメント :

  1. 田舎だったら普通に両親ほっといて暮らしてたら逆に心配さるよね。長男は貧乏くじ引かされてると思ってるくらいなのに、わけのわからない批判までされて踏んだり蹴ったりだろう。

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