藤沢数希著『ぼくは愛を証明しようと思う。』という本を読んだ。
有名な本なので今さらかよって感じだが。
年末には本書の内容の実写ドラマが放送されるらしい。
藤沢数希っていう人は経歴からして怪しく、なんか信用できないが、この本は面白い。
大まかな内容としては、非モテの主人公が「恋愛工学」を駆使してモテるようになる過程が小説仕立てで書かれている。
「恋愛工学」というのは、進化生物学や心理学といった科学的な知見から、女性が男性を好きになるメカニズムを理解し、それを利用してモテるための方法論をまとめた「学問」だ。
平たく言うと、科学的なナンパ必勝法である。
詳しい内容は本書を読んでもらうとして、ここでは、本書に登場する「非モテコミット」という概念について説明しよう。
この概念は、私のような非モテには非常に重要であり、残酷な事実だ。
非モテコミットが何かを一言で表すとこうだ。
「一途な男性は女性に嫌われる」
この事実は非モテの男性からしたら絶望的だろう。
非モテはモテないからからこそ、一人の女性に尽くそうとする。
だが、こういう献身的な行動は、女性に生理的嫌悪感を抱かせるので完全に逆効果だ。
非モテコミットをしてしまったが最後、LINEをブロックされて終わりというかなり屈辱的な結末が待っている。
だから、非モテコミットは絶対にやってはいけないのだ。
惨めな思いをしたくないのなら。
・・・
ちなみに、なぜ一途な男性が嫌われるかというと、それは女性の遺伝子レベルでの繁殖戦略によるものだからだ。
女性は一生のうちで出産回数に限りがあるから、限られたチャンスの中で出来るだけ優秀な遺伝子が欲しいと考える。
じゃあ、どうやって優秀な遺伝子を持つ男性を見分けるのか。
それは「他の女性からモテるかどうか」だ。
女性は他の女性からモテる男性を、優秀な遺伝子を持っていると判断する。
容姿といった外見も判断基準の一つだが、それよりもモテるかどうかを重視するらしい。
だからブサメンでも、他の女性からモテていると分かれば好きになってしまう。
逆にイケメンでも、一人の女性に一途になってしまうと、嫌われてしまう可能性が高い。
もちろん、モテるかどうかと、実際の遺伝子の優劣は関係ない。
だが、女性はそう判断しており、それを利用してモテる男性を演じるための手法が「恋愛工学」なのだ。
ちなみに、女性は意識的に遺伝子がどうたらと考えて、男性を見ているわけではない。
遺伝子によって組み込まれたプログラムにより、無意識的に判断しているのだ。
だから、「私は違う」と感じた女性でも、無意識にそういう行動を取っているかもしれない。
無意識下の判断は、自分では気づけないのだ。
・・・
まあとりあえず、非モテコミットという概念は分かった。
とにかく非モテコミットだけはやってはいけない。
ただ、こういうのを知ってしまうと、少し悲しくなる。
所詮、「純愛」なんてものはただの幻想に過ぎないのだろうか、と。
有名な本なので今さらかよって感じだが。
年末には本書の内容の実写ドラマが放送されるらしい。
藤沢数希っていう人は経歴からして怪しく、なんか信用できないが、この本は面白い。
大まかな内容としては、非モテの主人公が「恋愛工学」を駆使してモテるようになる過程が小説仕立てで書かれている。
「恋愛工学」というのは、進化生物学や心理学といった科学的な知見から、女性が男性を好きになるメカニズムを理解し、それを利用してモテるための方法論をまとめた「学問」だ。
平たく言うと、科学的なナンパ必勝法である。
詳しい内容は本書を読んでもらうとして、ここでは、本書に登場する「非モテコミット」という概念について説明しよう。
この概念は、私のような非モテには非常に重要であり、残酷な事実だ。
非モテコミットが何かを一言で表すとこうだ。
「一途な男性は女性に嫌われる」
この事実は非モテの男性からしたら絶望的だろう。
非モテはモテないからからこそ、一人の女性に尽くそうとする。
だが、こういう献身的な行動は、女性に生理的嫌悪感を抱かせるので完全に逆効果だ。
非モテコミットをしてしまったが最後、LINEをブロックされて終わりというかなり屈辱的な結末が待っている。
だから、非モテコミットは絶対にやってはいけないのだ。
惨めな思いをしたくないのなら。
・・・
ちなみに、なぜ一途な男性が嫌われるかというと、それは女性の遺伝子レベルでの繁殖戦略によるものだからだ。
女性は一生のうちで出産回数に限りがあるから、限られたチャンスの中で出来るだけ優秀な遺伝子が欲しいと考える。
じゃあ、どうやって優秀な遺伝子を持つ男性を見分けるのか。
それは「他の女性からモテるかどうか」だ。
女性は他の女性からモテる男性を、優秀な遺伝子を持っていると判断する。
容姿といった外見も判断基準の一つだが、それよりもモテるかどうかを重視するらしい。
だからブサメンでも、他の女性からモテていると分かれば好きになってしまう。
逆にイケメンでも、一人の女性に一途になってしまうと、嫌われてしまう可能性が高い。
もちろん、モテるかどうかと、実際の遺伝子の優劣は関係ない。
だが、女性はそう判断しており、それを利用してモテる男性を演じるための手法が「恋愛工学」なのだ。
ちなみに、女性は意識的に遺伝子がどうたらと考えて、男性を見ているわけではない。
遺伝子によって組み込まれたプログラムにより、無意識的に判断しているのだ。
だから、「私は違う」と感じた女性でも、無意識にそういう行動を取っているかもしれない。
無意識下の判断は、自分では気づけないのだ。
・・・
まあとりあえず、非モテコミットという概念は分かった。
とにかく非モテコミットだけはやってはいけない。
ただ、こういうのを知ってしまうと、少し悲しくなる。
所詮、「純愛」なんてものはただの幻想に過ぎないのだろうか、と。
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