【書籍】『邪悪な世界の落とし穴: 無防備に生きていると社会が仕掛けたワナに落ちる』

鈴木傾城著『邪悪な世界の落とし穴: 無防備に生きていると社会が仕掛けたワナに落ちる』を読んだ。
本書は鈴木傾城氏のブログ「ダークネス」の内容をまとめたものだ。

私もこのブログは好きで、よくチェックしている。



で、肝心の本書の内容だが、とにかく「今後ますます格差が広がるから気をつけろよ」ということに終始している。

資本主義というのは、その性質上必ず格差を生むものだから、この流れは止められない。
そして、資本主義には貧困に陥る落とし穴が至る所に仕掛けてある。
この落とし穴を避けるには、世の中の仕組みを知り、賢く生きなければならない。

具体的にどんなの落とし穴があるかは、本書を読んで確かめてほしい。
基本的に、考え方が昭和のままの人は陥りやすいと思う。

読んでて結構ネガティブな内容だなと思ったが、それは私が実情を知らないだけで、本当は本書の内容が事実で、ニュートラルな意見なのかもしれない。

これからますます広がるグローバル化は、資本主義による格差の拡大をさらに加速させる。
何も考えずに生きていると、あっという間に貧困層の仲間入りとなるかもしれない。


関連記事:
【書籍】『邪悪な世界のもがき方: 格差と搾取の資本主義で生き残るための株式投資』

0 件のコメント :

コメントを投稿