まだ「ぼっち」になりきれていない

私は基本的に、何をするにしても、まず1人でやることを想定する。

1人旅なんかは好きだ。
むしろ、「旅は一人でするものだ」くらいに思っている。

私も立派なぼっちだなあと思っていたけど、よくよく考えたら、1人でするには抵抗があることがまだ結構あった。


その1つが、飲食店に1人で入ることだ。
実は、旅先で1人で飲食店に入るときは、いつも少し緊張する。

カウンター席や小さなテーブル席といった、1人客を想定した店作りになっているのならまだいいが、大きなテーブル席しかないような店はあまり1人で入りたくない。
というか、基本的に避けている。

どうしても周りの視線が気になり、「1人で寂しいやつだと思われてないか」とか、「テーブル席を1人で使って申し訳ない」という気持ちが抜けきれないため、料理に集中して味わうことができない。


私はまだ、「1人カラオケ」「1人焼肉」「1人居酒屋」「1人バイキング」「1人遊園地」といった、有名どころの1人〇〇はしたことがない。

この中で1番レベルが高いのは「1人遊園地」だろうか。
想像しただけで悲しくなってくる。

「1人居酒屋」は今度してみたいと思っている。
行きつけの居酒屋とかあったらかっこいいじゃん?


何事も1人で出来たほうが、人生が楽しくなると考えている。
誰かと一緒じゃないと何もできないようでは、制約が多すぎる。

「ぼっち志向」というのはある意味合理的な生き方なのである。

残念ながら、私はまだ「真のぼっち」にはなれていないようだ。


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