まさしくそう思います。会社組織に所属するよりも何千倍も大きなリターンが得られる可能性があるわけですからね〜。— イケダハヤト@仮想通貨 (@IHayato) 2018年1月9日
数百年続いた「株式会社」の仕組みもそろそろオワコン化するのでしょう。 https://t.co/ZDRHPl6MRP
オワコンではないと思う。
今でも資本主義社会の頂点に君臨しているのは株式会社だ。
そしてその地位が揺らぐ気配は今のところ全くない。
イケハヤ尊師はフリーランス的な生き方を提唱しているのだと思うが、フリーランスと言っても取引相手は株式会社っていうのはよくあることだろ?
オワコン化してもいいのかい?
確かに、フリーランス化する人の数は年々増えている。
しかし、全員がフリーランスになるわけではない。
フリーランスがやることは基本的に小規模なものに限られる。
市場規模が小さいニッチなところを攻めていくのがフリーランスの基本戦略だ。
こういうところは、企業のような大組織には参入しづらい。
コストに見合う利益が出にくいからだ。
一方、大規模な事業を行う場合、フリーランスでは到底手に負えなくなるので、企業のような組織で行う必要がある。
そして、企業の中で大規模な事業を行うのに最も適しているのが、株式会社だ。
株式会社の中でも大企業に分類されるものは、基本的に経営者と株主は別の人だ。
また、株主は1人ではなく、無数に存在する。
これはどうしてかというと、リスクの分散のためだ。
大規模な事業は、失敗したときの損失も大規模になる。
こんなのを個人が背負いきれるわけがない。
しかし、出資者である株主がたくさんいれば、もし事業に失敗しても、株主が出資額に応じて損失を被ってくれる。
この仕組みは大変良くできており、資本主義になくてはならない存在となっている。
もし、株式会社がオワコンになるなら、それは資本主義の終わりであり、とどのつまり現代文明の終焉である。
個人が会社組織に属す属さないは個人の問題であり、それと株式会社という仕組みがどうなるというのは別の問題だろう。
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