だから投資の話はするなって

"現金主義の妻"は投資が嫌い 説得しても話は平行線で
「不動産の人」内藤忍氏が読者からの質問に答えていたので、私も素人ながら回答してみようと思う。


質問の内容は以下の通り。
質問が2つあります。ひとつは、20代の妻が投資に関して無関心、いや、むしろ、毛嫌いしていることです。資産は少しずつですが、確実に増えているのですが、妻は「いつどうなるかわからないことにお金を使うなんて。今、確実な現金があるんだから、そんなことしなくたっていいじゃない!」といった具合です。私が「老後のため」「余裕ある生活を送るため」などと必要性を説いたところで、まったく理解してくれません。わかってもらえるような方法はあるでしょうか?

もうひとつは、投資法の変更についてです。今まで株式投資を中心に行っていましたが、自身の年齢も考え、そろそろ不動産投資に切り替えようかと考えています。区分所有のマンションから始めようと思っています。資金として、現在の株式1,000万円をすべてを頭金にするのか。それとも株式を半分残して500万円程度の頭金にするのか。あるいは、ほかによい案があればアドバイスをお願いします。

また、現在は自宅マンションの住宅ローンも残っている状態です。不動産投資よりも、ローンの繰上返済に回した方がよいのでしょうか?

(40代前半 既婚・子供なし 男性)



まず一つ目の質問から。

回答:
初代ドイツ帝国宰相ビスマルクの言葉に、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というのがあります。
愚者(バカな人)は自分の経験からしか学ぼうとせず、賢者(頭のいい人)は歴史(他人の経験)からも学べるという意味です。

奥様は知りもしないことを毛嫌いしていることから、愚者である可能性が非常に高いです。
したがって、旦那様がいくら分かりやすく説明しても、聞く耳を持つことはないでしょう。

奥様に投資について興味を持ってもらうには、奥様自身が「投資をしなかったことで損をした」という経験をするしかありません。

投資をしないと資産形成がまずできないということを身をもって知れば、さすがに投資に関心を持つでしょう。

しかし、投資の成果が出るには一般的に時間がかかります。
それも何十年という単位で。

投資をしないデメリットは、これくらいの時間が経過してやっと顕著になってくるのですが、このタイミングで気づいてもほぼ手遅れです。
手遅れだということに気付いて苦しむくらいなら、一生気付かないほうが幸せです。

私から旦那様にできるアドバイスは、「投資の話は一切奥様にしない」ということです。


次に二つ目の質問。

回答:
まず、年齢を考えて不動産投資に切り替える、というのがよく分かりません。

また、区分所有のマンションは、不動産投資の経験がない私からしても、明らかに空室リスクが怖いです。
やるにしても都心部の物件じゃないと、まず投資として成り立たないでしょう。

投資に関しては、株式投資一本で問題ないです。
年齢的にリスクを取りづらいなら、現金比率でリスクを調節してください。

住宅ローンの繰上返済がしたいなら、株の配当金を使ったらどうですか。

・・・

まとめると、一人でシコシコ株式投資してろってことや。
以上。


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