日本の会社では、長年勤めてきた事務のおばちゃんが偉そうにしていることが多々ある。
いわゆる「お局様」だ。
在職期間が長いというだけで、周りから気を遣われているのだが、どう考えたっておかしい。
お局様がやっているような一般事務は、はっきり言って誰でもできる仕事だ。
誰がやっても同じ結果になるし、同じ結果にならないといけない。
仕事の内容だけで言えば、これは職場内では最も下っ端の存在だ。
しかし、なぜか誰でもできるはずの仕事が、職場で1人しかやり方を知らないというおかしな状況になっているのが日本の会社だ。
末端の業務である一般事務の人に一々気を遣わないと仕事ができないというのは、どう考えたって不合理であり、明らかに会社の仕組みとして間違っている。
そして、さらに厄介なことに、お局様は人の好き嫌いが激しい。
特に、嫌いな人に対しては、無視したり嫌がらせをしたりするが、これは業務の効率を著しく下げる行為だ。
だからみんなお局様に気に入られようとするが、これがさらにお局様をつけあがらせることになる。
また、お局様は、自分が忙しいときは「私ばっかり忙しい（怒）」と言ってよく不機嫌になる。
これだけでもう迷惑なのだが、お局様は自分が忙しくても、決して自分の仕事を他人に教えて任せようとはしない。
おそらくだが、本人も無意識では自分の仕事が誰でもできることを認識しており、人に教えてしまったら、自分の存在価値がなくなることを恐れているんじゃないだろうか。
職場の人間や会社からしたら迷惑この上ない話である。
一般事務のような誰でもできる仕事は替えが利くはずだがら、本来はクビにならないように謙虚に一生懸命にやるべきなんだが、日本は解雇に厳しいが故にそうなっていない。
このことはたぶん経営者も分かってるだろうから、現在は、一般事務のような仕事は派遣社員といった非正規雇用に置き換わっている。
そして、幸いなことに昨今のAIの発達により、一般事務は最も早くなくなる仕事の一つだと言われている。
経営者はさっさと業務を効率化して、お局様を追い出すべきだ。
そんなことしたら、お局様が路頭に迷うだろって？
心配はいらない。
なぜなら、今は空前の人手不足だからだ。
特に、飲食、小売、介護業界はいつでもウェルカムだ＾＾
まあ、クビにできないにしても、せめて定期的に異動させて、一か所に長く留まらないようにするだけでも、幾分マシにはなりそうだが。
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