男女平等は遠そうだなという話


男女平等社会や女性の社会進出だとか言われているが、そんなことがまともにできているのは一部の上流階級の人たちだけであって、中間層以下には難しいんじゃないだろうか。

世の中を見渡しているとそんな気がする。



僕が最もそう思うのは、婚活をしている人たち、特に女性側を見たときだ。

女性は相手の男性に求める条件で、まず年収や職業を重視する。
しかも、安定した収入が見込める職業で、かつ自分よりも高い年収を希望する。

これって明らかに男性に頼る気満々じゃないですか。

まあ、子育てとかに不安を感じているのは分かるけど、じゃあ、お金は自分が稼いで、子育ては夫メインでやってもらうというのも別にありだろう。

もちろんこの場合、夫の収入は自分より少ない可能性が高いが、結局は夫婦で協力して何とかすればいいだけなので、どっちが多く稼いでいるとかは本来どうでもいいはずだ。


しかし、世間でこのパターンがあまり見られないのは、やはりこれが人間の本能に反するからだろう。

人間は石器時代のときから、男性は家族を養うために外で狩り(仕事)をし、女性は子育てで行き詰らないように男性による協力を求めてきた。

つまり、本能的に男性は女性を養おうとし、女性は養われようとする。

稼ぐ力は全然ないし頼りないが、家事・育児はできるという男性を好きになる女性は少ない。
逆に、自分よりガンガン稼ぐ女性は、男性からしたら気が引ける。

本能に逆らうのは難しいのだ。

それができるのは知能の高い一部の人たちだけで、並以下の人間には難しい。
そして、世の中並以下の人間がほとんどだ。

社会制度的にはもう既にほぼ男女平等に扱われているが、実際に男女が同じように活躍するなんてのは遠い未来の話ではないだろうか。


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