キャバクラの楽しさが理解できなかった


私が以前働いていた会社は、昔ながらの体育会系文化が根強く残っており、飲み会後は決まってキャバクラかスナックに連れていかれた。

キャバクラもスナックも、どちらもお酒を飲んで女性と会話するだけで、高額な料金が請求されるという営業形態だ。

何回も連れていかれたのに、結局何が楽しいのかを理解するには至らなかった。




まあ百歩譲って、女性従業員と会話するのが楽しいとしても、明らかに料金に見合うサービスとは言い難い。

まず、周りがうるさすぎて、声を張らないとまともに会話できないからすごく疲れる。

で、頑張って声を出してるのに、会話の内容は超くだらない。

そりゃあ、初対面でその場限りの人に対する会話なのだから、くだらなくなって当たり前だ。

そして、やたらと高い値段で、適当に作った焼酎水割りをポンポン出してくる。

よく今までこんなビジネスが成り立っていたなと、感心するくらいである。


ちなみに、キャバクラみたいな店は日本独自の文化で、海外には存在しないようだ。

海外の人曰く、「女性と会話するだけでお金を払うのが理解できない」そうだ。

まあ、そうだよなって感じだ。


私は全く楽しめなかったが、私を連れていってくれた上司や先輩方を見ていると、なぜキャバクラやスナックに行くのか、なんとなく分かる気もする。

たぶん、周りからちやほやされることで、承認欲求を満たしていたんだと思う。

ほんとみんな見栄っ張りなんだから。

大企業に勤めているとああなっちゃうのかねえ。


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