「仕事が趣味」はあり得ない


サラリーマンとかでよく「仕事が趣味」みたいなことを言う人がいるが、そういう人たちに聞きたい。

お前、それお金が一切もらえなくても続けられんの?と。



「趣味」とは、お金がもらえなくても、むしろお金をかけてまでも、それが楽しいからやることである。

もし、今やっている仕事で全くお金がもらえなくなったら、続ける人はいないだろう。

お金がもらえないからやめるのなら、それは趣味ではなく仕事である。

また、仕事が趣味の延長上にある場合でも、お金をもらう以上、仕事として自分の意に反することは必ずしないといけないから、やはり仕事は趣味ではなく、仕事は仕事である。

「お金がもらえなくても仕事を続ける!」という奇特な人はまずいないだろうが、いたとしても、お金がもらえなくてもやる時点で、もはやそれはただの趣味であり、それが仕事だと最初から思っていないはずだ。

つまり、「仕事が趣味」という状態はあり得ないわけで、「仕事が趣味」と言っている人は、単に嘘をついているか、そう思い込んでいるだけである。

単に嘘をついている人は何か理由があると思うので置いといて、そう思い込んでいる人というのは、結局は無趣味人間であり、自分の人生には仕事しかないという空虚な事実を認めたくないだけでしょう。

まあ、仕事が充実しているのならそれでいいですけど、そうじゃなくなった時には虚無が待っていますよ、ということである。



1 件のコメント :

  1. 食っていけるだけの資産がなくて働いているのは仕事で
    食っていけるだけの資産があるのに働いているのは暇つぶしかと思う。

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