どうしても嫌なら辞めるしかないでしょ?



上の二つの記事はある意味正反対の主張ですね。

最近、「嫌なら辞めろ」と言う人は多いし、それに対して「無責任だ!」と批判する人もいる。

まあ、ガチブラック企業で苦しんでいるか、単に今の会社に満足できないという程度なのかで話は変わってくると思うが、それでもどうしても嫌で耐えられないのなら、辞めるしかなくないですか?


「嫌なら辞めろ」が無責任な発言だとしても(そもそも責任なんて取れないが)、それが今の苦しみからはとりあえず解放される唯一確実な方法なのだから、相談されたらそう言うしかないでしょ。

個人が頑張ったところで職場の環境が簡単に変わるわけでもないのだから、「頑張って続けろ」というのは、辛い仕事をしている人からすると、「このままずっと苦しみ続けろ」ってことになるんですよ。

それに、ブラック企業なら、もともと安い賃金でこき使われているのだから、たとえ非正規でも楽な仕事に就いたほうがトータルでは幸せだと思うんですけどねえ。

それだと将来が不安かもしれないけど、最悪日本には生活保護というセーフティーネットもあるわけで。

そんなことしたらキャリアが絶たれるって?

ブラック企業を辞めようか悩んでいる人に、キャリアもクソもないでしょ。

そんなのプライドが許さないって?

そんなちんけなプライドにこだわっているから、人生が辛くなるんですよ。

まあ、どうしても生活水準を下げられないと言うなら、とりあえずしがみつくしかないし、たぶん私もそう言うと思うけど。

ただ、ブラック企業で頑張って続けるのも本人の自由だけど、ブラック企業が存続できるのは、こうやって働く人がいるおかげなんですよね。

むしろ、ブラック企業に勤めている人が全員辞めて、全員生活保護にぶら下がりかますくらいしたほうが、社会がいい方向に動くかもしれない。



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