出典:賭博破戒録 カイジ
ストレス発散だとか自分へのご褒美だとかでお金を使うことは、資産形成においては悪だとされている。
また、会社の給料に依存している人が収入を気前よく消費で使ってしまうと、ますます会社への依存度を高めてしまい、労働から一生抜け出せない愚か者とバカにされる。
まあ、確かにそうなんだけど、最近は消費を楽しむ人がいたっていいではないかと思っている。
私は根っからのケチで、不要なものにお金を使うのが苦痛なので、ストレス発散で散財するなどあり得ないのだが、世の中消費でしか楽しめない人がいるのも事実だ。
私はいかにお金を使わず楽しめるか考えたり、お金を消費ではなく投資に回したりする方が好きだが、これがストイックでつまらなく感じる人だっている。
この辺は、生まれ持った性格や置かれた環境などで好き嫌いが分かれるんだと思う。
私はたまたまお金を使わない方が好きなったというだけで、節約してるから偉いというわけでもない。
一度きりの人生なのだから、お金を使ったほうが楽しいのなら、そっちで楽しんだらいい。
つまり、私はしたいとは思わないけど、ガンガン消費する人がいても否定しないし、その存在をちゃんと認めるということである。
その点で、私は少し進歩したということですよ。
それに、経済全体で考えたら、私みたいなケチな人間より、一生懸命働いてガンガン消費する人のほうが正しいのだから、そういう人たちを批判するほうがおこがましいのです。
ということで、皆様には末永く労働と消費に勤しんでもらい、日本のGDPを引き上げてくれることを祈っております。
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