人生がうまくいってなさそうな人を見ると、どうでもいいことにこだわっていることが多い。
逆に、細かいことを気にしない人は、得てして楽しそうな人生を送っている。
どうでもいいことへのこだわりは、クソな人生への特急券と言ってもいい。
あることに固執していると、そのことに多くの時間を費やすことになる。
もし、それがどうでもいい無意味なことなら、本当に必要なことに割く時間がなくなる。
いつも「時間がない、時間がない」と言いながら、大して何もやってない奴がこれに相当する。
自分ではいろいろやってるつもりでも、実際は何もやっていないのと同じなので、こういう人は年を取ってもびっくりするほど何もない人間になる。
どうでもいいことにこだわるのは、時間の浪費と言う時点でかなり有害だが、さらにそれ自体が有害なら、ものすごい勢いで人生がクソ化する。
間違った方法にずっとこだわり実行し続けるのは、何もしないより遥かに早く事態を悪化させる。
頑固な人はそういう傾向が強く、毎回失敗して人生がどんどん悪い方向に行っているにもかかわらず、やり方を変えようとしないら、周りからも見放されてしまうというのがよくあるパターンだ。
どうでもいいことにこだわるのは、変化を恐れたり、面倒くさがったりする人や、プライドの高い人に多い。
変化を恐れ、自分の非を認められない人ほど人生がクソ化しやすい。冷静に考えたら、至極当たり前なことである。
ちなみに、現在はスポーツコメンテーターなどをやっている為末大さんも、『走りながら考える』という本の中で「どうでもいいこだわりを、いかに減らせるかが成長の鍵」と言っている。
もし今、人生がうまくいっていないと感じるのなら、一旦自分がこだわっていることを全て忘れ、本当に必要なことは何かを、客観的・合理的に考えてみてはどうだろうか。
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