家を買うのは「投資」ではく「消費」と思ったほうがいい


大和ハウス工業|土地活用|ここ30年で50代以下での持ち家比率が大きく低下!伸びる賃貸住宅需要

日本は「持ち家信仰」が根強いと言われていますが、若い世代では、持ち家に住む割合が減少傾向にあるようです。

「持ち家神話」の崩壊に気づいているのか、単純に所得が減ったからかは分かりませんが。


持ち家を買うというのは、やっていることは不動産投資と同じです。

投資というのは本来、将来値上がりが期待できる資産を買うことなのですが、今の人口減少時代の日本では、不動産は値上がりが見込める資産ではなくなってきました。

特に、郊外の一軒家なんて、とてもじゃないが投資案件と呼べるものではないです。

買った瞬間から値下がりして、将来売れたとしても、ほぼ確実に買値より低い値段でしか売れません。

こんなものは「投資」ではなく、むしろ「消費」に近いです。

家も「資産」ではなく、「消耗品」でしょう。


似たようなものに車があります。

車を売るときは、買った値段より低い価格でしか売れません。

そのため、車を買うことを「投資」だと思う人はいませんし、車が「資産」だと思っている人もたぶんいないでしょう。

だから、同じような状況になっている家も、買うときは「消耗品」を買っていると思ったほうがいいのです。

特に家の場合、将来売れない可能性もあるので、最悪購入金額が丸々返ってこないということも想定したほうがいいかもしれません。

そう考えると、車を買うのと同じように、もし家を買うなら、中古物件を一括で買うのが一番いいです。

新築には「新築プレミアム」が上乗せされているので、買った瞬間にその分マイナスになります。

また、消耗品を買うのにローンを組む(借金する)のはよくありません。

借金というのは、投資に使うのが有効なわけであって、消耗品を買うのに借金をしたら、単純に支払い額が増えるだけです。

くれぐれも、新築をローン組んで買うなんてことはしないほうがいいです。

プレミアムが乗った何千万円もする消耗品を借金して買うなんて、バカげているでしょ?



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