働くことは不合理


基本的に自分一人が生活するだけなら、ガツガツ働く必要はないです。

適当に楽な仕事を選んで必要な分だけ稼ぎ、失業して貯金が無ければ生活保護等の社会保障にぶら下がるのが最も楽です。

お金を使う暇もないくらい忙しく働いて疲弊するのは、よくよく考えたらかなり非合理的な行為です。


しかし、世の中にはこういう非合理的に働く人がたくさんいます。そして、そういう人たちのおかげで今の社会が成り立っているのも事実です。

じゃあ、なんでみんなそんなに頑張って働くのかと言うと、女性の場合は知りませんが、男性の場合はひとえに「モテたいから」だと思うのです。

男性は何だかんだ言って、稼がないと女性に相手にされませんからね。

モテるため(結婚するため)に一生懸命働き、結婚してからもモテるため(奥さんに愛想を尽かされないため)に一生懸命働く。

いくら結婚して家族のためと言えど、自分が汗水たらして働いて稼いだお金で誰かを養うのって、自分の利益を考えたらやっぱり不合理な行為だと思いませんか?

ましてや専業主婦を抱えるなんて不合理の極みでしょう。


こう考えると、男性の場合モテることを放棄すると、途端に働く必要がないことに気付きます。

セミリタイアしたり、必要最低限だけ働いたりというのは、自分の利益だけを考えているという点で、ある意味合理的なのです。

・・・

ちなみに私は、世の中の人がみんな合理的になればいいとは思っていません。

むしろ、ほとんどの人は不合理であってほしいと思っています。

みんなが合理的になって楽しようとしだしたら、社会が維持できませんから。

それに、男性がモテることを放棄して働かなくなったら、少子化が大変なことになります。

男性は一生懸命働いてさえいれば、その報酬としてちゃんと結婚できるようになればいいんですけどねえ…

まあ、私はそういうのはもうどうでもよくなったので、楽させてもらいますが。


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