「仕事人間」に対して思うこと

仕事人間の老後は心底寂しいものになる 家族を顧みない人が落ちる孤独の闇 | プレジデントオンライン

仕事に対して愚痴を言う人は多いですが、それでも意外と仕事が生きがいの人って多い気がします。

生きがいというよりは、他にやることがないから仕事に打ち込んでいるというほうが正しいでしょうか。

あまり他人の生き方に口出ししたくはないんですが、こういう人は将来仕事を辞めた後に悩むことになると思うんですよねえ。


仕事が楽しくてやりがいを感じているならそれでいいんですが、大抵は特に趣味もなく休日にやることもないんで仕事してますみたい状態で、そんなんだと退職後にいろいろと後悔しますよ。

退職したらやることがないというのもあるんですが、大した理由もなくやる仕事で得られるものなんて、お金とその場でのちっぽけな承認くらいしかありません。そして、その割に膨大な時間を消費します。

だから、仕事を辞めた後に過去を振り返って見ると、自分には何もないということが分かってしまうんですよね。

退職後に何か新しい楽しみを見つけようとしても、今までずっと何もしてこなかった人間が、60歳で定年退職した後に簡単に見つけられるわけがないです。年を取ると新しいことも受け入れられなくなっちゃいますからね。

できれば若いうちから仕事以外の楽しみを見つける、もしくは見つける訓練をしたほうが絶対にいいと思うのですが、こういうことを他人に言うのはその人のライフスタイルを否定することになるのでなかなか言えません。

私の親にも、上記のことをなんとなく伝えてみましたが、あまりピンときていないようでした。

残念ながら、劇的な考え方の変化でもない限り、彼らは60歳になったときにしかこのことに気付けないのでしょう。


1 件のコメント :

  1. まあ、サラリーマンにはそんな事考える余裕はないやろな

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