転職できる時点で強者なのかも

2018-10-12T17:30:00+09:00 2018-10-12T08:30:07Z ライフスタイル仕事

最近、「仕事が嫌なら辞めればいい」なんてよく言われますが、はっきり言ってほとんどの人にとってはそんな簡単な話ではないです。

今の仕事を辞める手段としては、転職、独立、セミリタイア等がありますが、これらができる時点でその人はある程度強者だなと最近思います。

私も過去に仕事が嫌だからという理由で会社を辞めた経験がありますが、これができたのは既にある程度資産があったからです。

それなりの資産があったのは正直言って運の要素がかなり大きいのですが、運も実力の内で、それも含めて私は部分的には強者だったのではないかと思います。

しかし、世の多くの弱者は、やはり今の仕事にしがみつくしかありません。

もちろん現実には仕事を辞める手段というのはいろいろあるのですが、そういう発想にすら至らないのが弱者たる所以なんです。

みんながみんな嫌な仕事を辞められるのなら、ブラック企業なんて存在しないですから。

嫌な仕事を辞める手段としては転職が最も現実的ですが、転職するにしても実務経験や資格等が求められます。

しかし、転職に役立つ実務経験を積めるところで働いている時点で有能だし、勉強して資格取得できるのも、やはりある程度の有能さが必要でしょう。

経験や資格がなくても就ける仕事もありますが、そういうのは大抵ブラックか薄給です。

そう思うと、弱者の人は今の仕事が嫌でも、なかなか転職という選択肢も選べないというのも頷けます。

ましてや、独立、セミリタイアなんて考えも及ばないレベルなのだろうと思います。

セミリタイアは計画的にやればできるでしょと思うかもしれませんが、長期的な目標に向かって計画的に行動できる時点で強者ですよ。

・・・

とまあ弱者に寄り添うようなことを書いてますが、個人レベルで考えたらできるだけ強者側に行くのが合理的です。

そもそも強者というのは弱者がいるから存在できるわけで、嫌な仕事をやってくれる人がいるから自分は楽できるのです。

これからも、今まで通り嫌な仕事は他人に押し付けて、自分は楽する方法を考えるスタイルでやっていきたいと思います。