投資する人は少ないほうがいい


自助努力と自己責任の世界

前回、資本主義を批判するようなことを書きましたが、とは言っても、資本主義の文句ばかり言っても仕方ない。

文句ばっか言って貧困に落ちるよりは、資本主義社会で優位に立てるなら私もそうしたいわけです。


資本主義社会で優位に立つとは、平たく言うとお金を大量に保有することなので、私はそのための手段として株式投資をやってます。

そして、株式投資の世界にも他の投資家との熾烈な競争があるわけなんですが、それ以前に株式投資をやるかどうかで競争が始まっていると思うんですよ。

私が株式投資で他人より優位に立つには、簡単な話が株式投資をやらない人が多数派であればいんです。

やらない人はそもそも恩恵を受けられないので、それだけで自分は優位に立てます。(まあ、株式投資で損する場合もあるわけですが)

もし、みんなが株式投資をしてみんなが同じような利益を得たら、それは他人より優位に立ってないことになりますし、それにみんなが投資しだしたら、株価が変に吊り上がって大して利益もでなくなり、結局みんな貧乏になるだけです。

特に長期投資では、不況時に狼狽売りして退場するような人から株を買うのがリターンを押し上げる重要なファクターなります。

しかし、みんながみんなインデックス投信を買って放置しだしたら、そういうこともできなくなるわけです。

デイトレーダーみたいな形で株式投資に参戦してくるのは別にいいというか、流動性が増すのでむしろ歓迎なんですが、長期投資する人は少数派であるほうが、長期投資家にとっては好ましいのです。


3 件のコメント :

  1. 他人より儲けようと思うからそうなるのであって、他人並みの儲けでいいと思うなら別に皆一緒にインデックス投資でいいと思うけど

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    1. みんながインデックス投資すると「他人並みの儲け」が少なくなるので、インデックス投資家も少数派のほうが好ましいです。

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  2. まああまり欲をかかない方が良いと思うよ。

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