国民年金保険料免除という節約について


私は現在、国民年金保険料の全額免除を受けています。

個人的な印象ですが、セミリタイア民で国民年金保険料を免除してる人ってあまり見ない気がします。

やっぱりみんな老後が心配ということでしょうか。

なに日和ってるの?もっと刹那的に生きろよっ!……ってのは冗談ですが、低収入型セミリタイアマンにとって、月額約16000円の保険料は結構でかいのも事実です。

これが免除されると結構家計が楽になるというのを、実際に全額免除を申請して実感しております。

全額免除の所得基準は57万円以下です。給与収入で言うと122万円。

これはセミリタイアしている人ならそんなに難しくないと思います。

大抵の人は、国民健康保険料7割減の所得33万円以下を狙いますから。

確かに国民年金を払わないと、将来もらえる年金が減ります。

ただ、全額免除でも満額の半分の年金はもらうことができます。

これだけでも長生きリスクをある程度軽減できます。

1円ももらえない未納と、ちゃんと申請して免除するのでは天と地ほどの差があるのです。

とは言っても、低所得、低資産の人は老後が心配だから、保険料を全額払ったほうがいいと思うかもしれません。

しかし、そういう人ほど保険料を払うと今の生活が圧迫されます。それも年金受給開始までずっと。

それって、人生が老後のためにあるようなものじゃないですか。

人生の終盤で少し延命させるために若い間ずっと我慢するってどうなの?って最近思います。

もちろん、所得も資産も年金もない状態で長生きしたら、ずっと死ぬまで働き続けるか、生活保護をもらうか、自殺するか、どこかで野垂れ死ぬかで、結構な確率で悲惨な最期を迎えそうですが、だからこそ、安楽死制度が待たれるんじゃないですかね。

安楽死制度があれば、若い元気な時にお金使って、年取って働けなくなったら死ねばいいやんってなるじゃないですか。(え?ならない?)

逆に、今は安楽死制度がないから、あまり声を大にして保険料免除すればいいじゃんとも言えないんですよね。

まあ、とりあえず私はしばらく国民年金保険料は全額免除にして、安楽死制度ができるのを期待しつつ、今の生活にちょっとゆとりを持たせる方向でやっていこうと思います。



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