実家売却を完了しました

売買契約まで漕ぎつけた私の実家ですが、先日無事決済が終わり、これで完全に私の持ち物ではなくなりました。

「決済」で何をするかというと、最終的なお金の受け渡しですね。場所は買主が借り入れをする銀行で行うのが一般的なようで、私も指定された銀行まで行きました。

決済の場には、私(売主)と買主の他、仲介の不動産会社の担当、所有権移転登記を委任する司法書士、あと担当の銀行員が立ち合い、結構色んな人と面会します。

私がやることは、振込用紙への記入と、司法書士への委任状に署名と捺印するくらいですね。そして、売買代金から諸々の費用を差し引いた分が私の口座に振り込まれて完了です。

振込の手続きに少し時間がかかったので(30分くらい)、その間は雑談してました。今回は担当者が若い人ばかりだったので話しやすかったですね。

1週間後くらいに登記簿を確認したら(300円くらい課金して)、ちゃんと所有者が変わっていたので、これで手続きも完了していることが確認できました。


こんな感じで実家売却を終えたわけですけど、思い返すと割とすんなり終わりましたね。

一番大変というか面倒なのは最初に不動産会社を選ぶところで、選んでしまえばあとは全部やってくれるので、こちらがやることは特にありません。

相続登記を自分でやるなら、これが一番面倒ですけどね。


あと、買い手がすぐに見つかったのが運が良かったです。

私の(元)実家は駅から若干距離があり、空き家もポツポツと出始めてるような場所にあり、決していい立地ではないですからね。

もちろんいい立地じゃないのでそれなりの値段でしか売れなかったわけですが、それでも早く決まったのは幸運以外の何物でもないかなと。


これで完全に終わりかというと、実はまだ確定申告が残っています

不動産を売って得た所得は「譲渡所得」になり、確定申告が必要なんですよね。

このとき、不動産の取得費を経費にできるのですが、取得費を証明できない場合は、売買代金の5%を取得費にできるようです。

私の場合は実家購入時の何十年も前の売買契約書が残っていたので、取得費が証明できて、税金はかからない予定です。

というわけで、あとは最後の締めである確定申告をやれば、私の実家売却は完全に終了です。


今回の経験で不動産の知識が結構付きました。

今回は売る側でしたけど、どういう物件だとどう値付けされるかが何となく分かったので、これは将来不動産を買うときに絶対に役に立ちます。

将来的には母親が一人暮らし用の物件を買う可能性があるので、その時は立地とか色々とマシな物件を買ってもらうようにしたいですね。

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