確定申告の季節なので準備とか色々

私が使っているSBI証券から特定口座年間取引報告書が発行されたので、早速確定申告書の準備に取り掛かりました。

もうすでに提出できるところまで作ったのですが、まだ昨年のバイト先から源泉徴収票をもらってないので提出はしてません。

給与明細見れば入力自体はできるんですけど、さすがに源泉徴収票なしで提出はまずいかなと。

源泉徴収票の発行は年末調整が終わってかららしいので、おそらく今月にはもらえるはずですが…

ていうか退職した社員の源泉徴収票はすぐに発行しろよな。マジでクソ会社だわ。もう二度とあそこでは働かねーからな。


まあそれは置いといて、今年は申告する所得の種類が多いです。

まず短期間ですがアルバイトをしていたので給与所得。

毎年おなじみの株式の配当および譲渡所得。

昨年から始めた仮想通貨のマイニングによる雑所得。

さらに昨年は実家を売却するという一大イベントがあったので、不動産の譲渡所得も入れて計4種類の所得です。


給与所得は特に言うこともないですが、収入は給与所得控除以下なので所得としては0円で、源泉徴収された税金を返してもらうだけです。

次にマイニングによる雑所得ですが、これが結構面倒くさくて、まずマイニング報酬で受け取った仮想通貨は、受け取った時点でのレートで円換算して収入にしないといけません。

さらに仮想通貨の平均取得レートも計算しておかないと、売却時の利益or損失が分からないので、これも計算する必要があります。

あとは適当な経費を計上しますが、主な経費は、マイニング用に購入したPCパーツ、電気代、各種手数料、仮想通貨売却損あたりですかね。10万円以上のPCパーツは減価償却しないといけないのも注意が必要です。

減価償却とか入ってくるとかなりややこしいので、雑所得での申告でも、事業所得用の会計ツールを使ったほうがいいですね。

ただ、マイニング自体は一度始めたらほぼ不労所得ですし、特に2021年はマイニングは誰にでもできてかなり儲かるおいしい副業でした。今年以降はどうなるか分かりませんが、「今年でオワコンになる」というのが一応業界のコンセンサスです。


不動産の譲渡所得は確定申告書作成が若干面倒でした。

まあ私が慣れてないというのもありますが、誰に売ったとか、誰に仲介手数料払ったとか、売買に関わった人(会社)の名前と住所を逐一入力するのがダルかったですね。

実家なので所有期間は余裕で5年を超えており、税率区分は「長期譲渡所得」になりますが、実家の購入費を差し引けば特大売却損が出てるので所得は0円です。ちなみに、この売却損は繰り越しも他の所得との損益通算もできないようです。マジF〇ck you


最後に株式の配当・譲渡所得。

今年のポイントはやはり住民税で申告不要を選択するための手続きが超簡単になったことですね。

具体的には申告書作成ページで以下のところを「はい」にするだけ。


ただ、これは申告書作成終盤の住民税に関する所にひっそりとあって見逃しやすいので注意です。一応申告書を出力して中身を確認して、以下のように〇が付いていれば多分OKです。


でも、これって確か今年分(2022年分)の所得で終わりらしいですよね? 2023年分の所得からは所得税と住民税の申告方式を統一しないといけないとか。

せっかく便利になったのに残念ですが、そうなったら株の所得はもう申告しなくなるかなぁ多分。住民税上の所得を増やしていいことはあまりないので。

あと最後に細かい事ですが、今年からSBI証券で発行される特定口座年間取引報告書が、従来のPDF形式に加えてXML形式でも発行されました。


XMLファイルを読み込ませると、自動で必要事項が入力されるので結構便利ですよ。ぜひお試しあれ。



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