お金が増えても使えないジレンマ

出典:野村総合研究所 


このブログでは私の資産額や保有銘柄などは公開しない方針ですが、上記のよく見る分類では、現在の私の金融資産額は「準富裕層」に相当します。

コロナ相場で準富裕層の壁を一気にブチ破って資産が増えたんですよね。

ここ最近は株安傾向ではありましたが、米国株メインで投資しているため、円安効果で円換算額は今も年初来高値付近をうろうろしています。


もしかしたら「準富裕層」と言われるような資産額ならさぞ贅沢できるんだろな~と思われるかもしれませんが、実はそんなことは全くありません。

セミリタイア民なら分かると思いますが、準富裕層クラスの資産額を株で運用しても、得られる配当所得はせいぜい200万円台です。

この程度の所得なら普通に暮らしていけますけど(独身なら)、一般的には低所得とされる水準です。

しかも、この所得はほぼ全財産を株で運用した場合なので、自由に使える現金はかなり限られます。


「資産はそれなりにあるんだから、切り崩して使えばいいのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、切り崩して使うと資産が減るし、将来貰える配当も減るので、少なくとも今はやろうとは思わないですね。

カメラマンがカメラを売却して現金を得ても、今後カメラの仕事ができないから収入がなくなってしまうみたいな感じでしょうか?同じような感覚で株を売れないんですよね。


とまあ、「準富裕層」と言っても現実はこんなもんです。

この程度の資産で働かないってなると、基本は質素な暮らしをする必要がありますね。

2 件のコメント :

  1. 実際のところ100%突っ込んでるやつはほぼいないだろうから、まあ取り崩しがいいいところだな

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    1. 私は配当だけで生活を回したいので99%株に突っ込んでます。

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